倉敷市 外壁塗装 ベランダのFRP防水

2018年06月20日(水)

FRP防水のトップコート

倉敷市のお客様でベランダのFRP防水のトップコートを施工させて頂きました。
FRP防水はガラス繊維を樹脂で固めた素材です、よくボートの底面などに使われています。
軽量で耐衝撃性、耐久性に優れている為、住宅のベランダ防水ではよく使われています。
今回はFRP防水トップコートの施工手順をご紹介します。

①リメイクプライマー塗布

FRP防水のベランダ床などに塗装する場合、足付け作業⇒アセトン拭き⇒プライマー⇒塗装とこの順番に施工していきます。
リメイクプライマーを塗る事によって下地との密着性が強化されます、FRP防水をする場合この作業は必ず必要になります。

②FRP防水トップコート希釈中

FRP防水のトップコートを硬化させるために添加剤(パーメック)を混ぜます。
添加剤の割合が多くなった場合は煙が出たりする為(軽いボヤ騒ぎになりかけます)FRP防水の希釈は慎重に測りながらやっていきます。
撹拌する時は棒とかではなく、細かく混ざりやすハンドミキサーや弊社ではマドラーでしっかり混ぜます。
硬化不良の原因の一つが撹拌不足です。

③FRP防水トップコート塗り

FRP防水トップコートは防水層を紫外線などから守る保護膜です。
リメイクプライマーの乾燥後にFRP防水のトップコートを2回塗って仕上げます。
この現場はベランダ床はそこまで傷んでないのでプライマーとトップコート(2回塗り)で大丈夫ですが、ひどい場合は一からやり替えないといけないので、費用も高くつきます。
メンテナンスは8年〜10年で考るのがいいでしょう。

もう一層上塗りが必要ですが動画を取り忘れました💦もうしわけないです・・・
外壁塗装では、ほぼベランダの床部分は塗装する事が多いですが何でも塗ればいいのではなく、素材にあった塗料を選定する事と正しい施工手順を踏む事が塗装を長く持たせるコツです。
参考になれば幸いです。

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