錆が外壁に発生した場合の悪影響と、素材による差

2018年08月30日(木)

1.内部に悪影響が発生する場合も

せっかくの建物に錆が見られると、見た目にも相当な悪影響が出ます。
金属と水が結合することで錆が発生しますので、金属サイディングを外壁に使用するなら特に注意しないといけません。
ただし、金属を使用していないモルタル外壁などでも錆は発生するので、金属を使用していない外壁でも油断はできません。
金属サイディングにはスチール、アルミ、ステンレスなどの種類があるものの、全く錆びないような素材はありません。
外壁に使用するものはしっかりと錆び対策はされていますが、それでも塗膜などの劣化によって錆が発生する恐れはあります。

そして、モルタル外壁など金属を外壁に使用していない場合も、脚立など近くに置いたものから錆が発生し、それが外壁の方にも発生する恐れがあるのです。
このように、どんな素材を使用していても、時間が経過すれば錆は出てくるものと考えてよいでしょう。
錆があると見た目の問題から建物自体のイメージが低下しますが、錆の恐ろしいところは見た目以外の寿命などにも悪影響が出る点です。
大抵の場合、錆は外壁の表面にだけ存在しているのではなく、内部の方にも発生しています。
そのため、見えるところだけを対応していては根本的な解決にはならず、結果的に寿命や耐震性など建物の最も重要な部分が失われる恐れもあるので、錆を見かけたら油断せず専門家に任せるのが重要です。

2.目安はあるのか

このように非常に厄介な錆ですが、それでも建築からわずかな期間で発生することはまず考えられません。
陽射しが当たりにくいところは錆が発生しやすいものの、それでも3年以内に錆が発生するなら、手抜き工事など欠陥の恐れもあります。
使用している素材によっても錆が表面化するまでの時間は異なりますが、10年以上も錆が発生しないというケースは稀です。
もし外壁に錆を見かけたら、すでに外壁の劣化がある程度は進んでいると考えてよいので、ぜひ塗装店まで連絡してください。
錆の発生と外壁のメンテナンスの時期は重なるケースが多いので、どこかで錆が見られるようなら外壁塗装の時期が来たと考えてもらっても大丈夫です。
異常が見られた時点で対処するのと、その状態のまま放置するのでは、内部に大きな違いが出てくるので、なるべく早めに対処したいところです。
幸志創建。は今まで岡山市や倉敷市 総社市などで多くの錆への対処、そして外壁塗装を行ってきましたので、これらのエリアで外壁の錆に困っているのならぜひご相談ください。

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