外壁と屋根の塗装は同時に行ってよいか、よくないか

2018年09月20日(木)

1.タイミングは一致しないもの

外壁塗装、屋根塗装はまとめてやってしまえばいい、そのように考えるのは無理のないことです。
どちらも日常生活に大きな影響が出るので、まとめて終わらせてしまえば負担は最小限で済みます。
しかし、実際には外壁塗装と屋根塗装をまとめてやった方がいいというのは正しくはなく、その理由は劣化のスピードの差です。
新築にしろ、前回に外壁塗装と屋根塗装をまとめてやった場合にしろ、外壁と屋根は同じように劣化していくわけではありません。
使用している塗料が違うケースもありますし、塗料に差がない場合も、基本的に屋根の方が早くに劣化していくのです。
外壁も雨、紫外線の影響は受けますが、屋根は外壁とは比較できないくらいに強い悪影響を受けます。
屋根は空からの雨、紫外線を全て真正面から受け止めるのですから、劣化が早いのも当然の話で、外壁塗装と屋根塗装のタイミングが合うケースは滅多にありません。

2.最適な塗料を選ぶために

無理にまとめて依頼するのではなく、個別に対処する方が確実ではあるものの、なるべく2つの塗装をまとめてこなせるようにしたいのなら、塗料で差を付けるやり方があります。
外壁塗装、屋根塗装で使われている塗料は種類によって耐久性が変わってくるので、屋根に外壁よりも耐久性が上の塗料を使うことで、なるべく外壁と屋根の劣化具合を近づけるやり方もあります。
ただし、このやり方でも実際にどの程度の劣化の差が生まれるかは時間が経過しなければ分からず、うまく工事のタイミングが合わさるとは限りません。
屋根の方によい塗料を使ったために、外壁の劣化が目立つなどのケースも十分にあり得るでしょう。
それでも、同じ塗料を使えばそれだけ劣化の度合いに大きな差が出るのは間違いないので、塗装工事をまとめてできるかどうかはさておき、外壁と屋根で塗料を変えるのは有効な方法です。

外壁にどの塗料を、屋根にどの塗料を使えばよいか、これは実際の建物を見なければ確かなことは言えません。
また、出せる予算によっても最適な塗料は変わってきますから、専門家に診断してもらうのが重要です。
外壁と屋根にどの塗料を使えばよいか、これを熟知しているのは多くの経験を積んできた塗装店です。
岡山市や倉敷市などで多くの塗装を手がけきた幸志創建。では、その辺りの詳しいアドバイスもさせていただきますので、外壁塗装と屋根塗装を考えているなら当社へのご連絡をいただきたいと思います。

  |