台風被害を塗装で軽減する方法は?

2018年11月22日(木)

・塗装で台風被害の軽減はできるのか

結論から言いますと、塗るだけで台風から守ってくれるような塗料はないでしょう。
外壁、屋根共に、塗装によって寿命を延ばすこと、劣化のスピードを遅くすることはできますが、塗装や塗料だけで強度を上げること、確保することはできません。

先日の台風では、トタン屋根や瓦等が吹き飛んでいく映像に驚いた方も多いのではないでしょうか。
橋の上では軽自動車どころか、大きなトラックまで横転していました。
あのような現象が発生するのは風の力が強すぎる為ですが、定期的に点検することである程度は対策ができたのではないか、と考えられます。

弊社では外壁や屋根の塗装中に何か不具合を発見した場合に、ご依頼主様に不具合詳細を報告しております。
あの台風で吹き飛んでいた屋根も、何か不具合を抱えていたかもしれません。
事前にチェックする機会があれば、あるいはあの被害が防げていたかもしれません。

このように、直接の被害を防ぐことはできませんが、事前の調査で被害を軽減させることができる可能性があります。
一般的に、屋根の塗装は10年ごとと言われていますが、気が付かないうちに劣化は進んでいく物です。
建物に限りませんが、昨日大丈夫だったからと言って、ずっと大丈夫な物はありません。
あれほど大きな台風は早々来る物ではありませんが、前回の塗装から時間がたっているのでしたら、大きな被害が出る前にぜひ一度チェックされてはいかがでしょうか。

・地震の被害は軽減できるのか

また、北海道では先日大きな地震がありました。
地すべり、がけ崩れに加え、一斉に停電になったということに地震の影響の大きさを感じることができます。
今の日本では滅多に停電になることは無く、1日程度ならばなんとかなりそうですが、2日、3日と続くというのは相当困るだろうというのは容易に想像できます。
今の生活は電気に頼っている部分が非常に大きく、自治体だけに頼るのではなく、個人単位でも何か備えておくべきでしょう。

さて、地震は建物にとっても大きなストレスとなるものです。
地震があった際に、落ち着いたら家の周り、外壁や屋根の確認をされることをお勧めします。
その際大きな被害が無かったとしても、前回の塗装から時間がたっているのでしたら確認がてら塗り替えを考えてみてはいかがでしょうか。
事前の調査中に何か不具合を発見した場合や、塗装中に何かを発見した場合にはご報告させていただきます。

台風のシーズンも終わり、これからの涼しくなる時期は、外壁塗装には最適な季節になります。
ぜひ一度ご相談ください。

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