コストパフォーマンスの高いシリコン塗料について

2019年05月30日(木)

外壁塗装に使用する塗料には多くの種類がありますが、最もオーソドックスなのがシリコン塗料です。

シリコン塗料にはアクリル塗料やウレタン塗料にないメリットがありますが、最近ではより耐用年数の長い塗料もあります。

外壁塗装は決して安いものではないため、使用する塗料についても慎重に選びたいものです。

そこで、シリコン塗料の特徴やメリットなどを紹介します。

シリコン塗料のメリット

現在の戸建住宅は、シリコン塗料によって外壁が塗装されているものが多いです。

以前はアクリル塗料やウレタン塗料がよく使われていましたが、どちらも耐用年数が短いのがデメリットでした。

アクリル塗料だと3~5年、ウレタン塗料だと5~7年といったところです。

塗装から5年ほどで劣化が見られるため、頻繁に塗り替えする必要がありました。

それに対して、シリコン塗料は7~10年の耐用年数を持つ塗料です。

アクリル塗料やウレタン塗料より価格は多少高くなりますが、耐用年数の長さを考えるとコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

また、シリコン塗料では、親水性のある塗膜を形成できるものもあり、排ガスや油の汚れを付着させることなく、長期間に渡って外壁の美観を維持できるというメリットもあります。

さらに、光沢の保持率が高いため、アクリル塗料やウレタン塗料よりツヤのある仕上がりが期待できるのもメリットです。

無機塗料やフッ素塗料の方が耐用年数が長い

アクリル塗料やウレタン塗料より価格が高いシリコン塗料ですが、これは必ずしもデメリットとは言えません。

シリコン塗料の方が耐用年数が長いため、長い目で見れば経済的にお得になるはずです。

ただ、その点で言えば、無機塗料やフッ素塗料の方が、約15年とさらに耐用年数が長くなります。

どちらもシリコン塗料より㎡単価は高いですが、長期的なコストパフォーマンスはフッ素塗料が最も優れていると言えるでしょう。

塗料の選択には専門家の診断が必要

フッ素塗料の方がコストパフォーマンスに優れるとはいえ、工事費用を抑えつつある程度の耐用年数が期待できるということで、シリコン塗料はまだ多くの人に選ばれています。

ただ、シリコン塗料にもメーカーによってさまざまな特徴を持つものがあるため、お住まいに最適な塗料を選ぶには専門家の診断が必要です。

「幸志創建。」では、まずじっくりお客様のお住まいを調査し、お客様のご要望と最適な作業内容や塗料をお見積りでご提案いたします。

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