長持ち効果や雨漏り防止効果など種類で異なる塗料の特徴

2019年07月04日(木)

外壁塗装というと業者に任せてしまいがちですが、ご自身のお住まいにはどんな塗料がぴったりなのか考えてみることも大切です。

外壁塗装に使用する塗料には多くの種類があり、塗料によって特徴や耐用年数が違います。

そこで、外壁塗装で多い要望別にそれに適した塗料をいくつか紹介しましょう。

長持ちする高耐候型塗料

外壁は一般的に10~15年で塗り替えるものとされていますが、10年と15年は大きな違いです。

現在のお住まいに今後数十年住み続けるとしたら、塗り替えの回数が少ない方が節約になります。

そこで、とにかく長持ちする塗装がよいという方におすすめなのが、高耐候型塗料です。

これは、ピュアアクリル、無機配合型フッ素、無機ハイブリッドなどの樹脂を使った塗料で、15~20年と通常の塗装より長持ちします。

それだけに一般的な塗料よりお値段は張りますが、安い塗料を使っても次の塗り替えの時期が早く訪れるだけですので、今後数十年間同じ家に住み続けるのであれば、結果的に大きなコストカットになるでしょう。

雨漏り防止には防水型塗料

古くなった外壁にひび割れができているのを見たことある方も多いでしょう。

外壁にひび割れができた場合、そのまま放置するのは危険です。雨水がひび割れから浸入して、やがて雨漏りとなってしまいます。

雨漏りを防ぐのにおすすめの塗料が防水型塗料です。

ひび割れの発生は気温の変化や建物の振動などさまざまな要因が絡んでくるため、いつの間にかできていたということがあります。

そのため、ひび割れに気付かないうちに雨漏りまで進行してしまうこともあるのです。

防水型塗料を使えば、ひび割れができた時に塗膜が伸びて雨水が浸入するのをある程度防ぐことができます。

カビなどを防ぐ防カビ塗料

川や池など水辺にお住まいの場合、いくら掃除してもすぐにカビが発生することもあるのではないでしょうか。

家の中では風呂場に発生することの多いカビですが、湿気のあるところであれば水辺でなくても外壁にカビが発生することはあります。

気がつくと緑色の藻まで発生していたということもあり得ることです。

そこでおすすめなのが、カビや藻を発生するのを防ぐ効果のある防カビ塗料です。

外壁の見た目を保持するのにも役立ちます。

詳しくは施工業者に相談

以上、塗料の種類をいくつか紹介しましたが、詳しくは施工業者に相談するのがいちばんです。

ご要望に適した種類の塗料を紹介してくれることでしょう。

「幸志創建。」でもお客様の要望に応じて適切な塗料を使用します。

「こんな効果を持たせたい」というご要望があればお気軽にご相談ください。

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