塗装工事にかかる費用ってどうなってるの？価格交渉のポイントは？

2020年02月27日（木）

塗装工事にかかる費用の内訳とは？

家の塗り替えを考えていて、塗装店に見積もりを依頼してみると、会社によってだいぶ見積もり額が違うことに気づくはずです。

場合によっては、倍近くの費用の差が出て、どうしてこんなに違うのだろうと思うことさえあるかもしれません。

できるだけ安く工事を依頼できればそれに越したことはありませんが、安すぎると悪徳業者か？という心配が出てきてしまうものです。

そこで、塗装工事にかかる費用の内訳や、その適正価格というものを知ることで、安心して塗装店を選ぶことができます。

まず、塗装工事にかかる費用の内訳としては、人件費がかなりの割合を占めます。

塗装は工場で作ったものを単に設置するだけという類の工事ではなく、すべて手作業で工程を進めていきます。

それだけ、たくさんの工賃が発生しますので人件費は大きなウエイトを占める部分となるのです。

そして、塗料代もかなりの割合を占めます。

この塗料代が、塗装店による価格の違いを生み出す元となることが多いのです。

というのも、塗料にはたくさんの種類があって、値段の差は相当なものがあるからです。

やはり質の良い塗料は値段も高いというのは事実で、工事費を安く抑えようとすると、どうしても塗料の質を下げざるを得ません

そのため、ある程度の質の塗料を使うということを前提にしながら、その中でできるだけ工事費用を下げてもらえるように交渉する必要があります。

必要に応じて足場を組むようであれば、足場代もかかります。

たいていの場合、別の足場業者に依頼しますので、ここをカットするのは難しいものがあります。

その他に、養生用のシートなどの細かな道具代などがかかります。

しかし、こうした費用はそれほど大きなものではありませんし、絶対に必要な経費となりますので固定費に近いものとなります。

値段交渉は営業担当者とすることになりますが、やはりいくつかの塗装店と比較して競争させるのがベストです。

その際には、初めに上記のような費用の内訳を細かく教えてもらうことがコツです。

というのも、価格を下げつつ塗料は同じものを使っていることを確認できるからです。

また、サービスとして外壁や屋根などの部分以外の小さいところを、費用上乗せなしで塗ってもらえるように頼めるからです。

きちんとどの部分で価格を下げてくれるのか、ということを確認しながら交渉をすることで、質はキープしながら価格を下げられるのです。