外壁塗装、以外の箇所(雨樋・破風・水切り・など)は下塗りは必要??

2021年02月25日(木)

岡山県倉敷市N様邸の外壁塗装の施工ブログ兼下塗りに関しての事を書かせて頂きます。
最近特にお問い合わせいただきますお客様は非常に知識が豊富な方が多く、我々に対する質問が専門的な事が多いです。
外壁の下塗りはどんな物を使うか?どういう施工方法で行うか?など聞いてくる方がいますが、
外壁塗装の事は多く質問されますが付帯部分の質問が意外と少ないです・・・(;^_^A
外壁塗装は面積が多く大切かと思いますが、付帯部もけっこう大事なんです!!
付帯部分とは(雨樋・破風・換気口・水切り他)などで鉄を使ってる箇所や木部の箇所もあり、ここをしっかり押さえとかないと外壁だけキレイが続いても先に付帯部分が劣化する事があります。
外壁の塗料を10年位持つものであれば、付帯部分も同じくらい持つように調整する必要があります。

鉄部分には2液タイプの錆止めを(下塗り)・・・


⇧屋根の鉄部に錆止めを
⇧樋の金具部分に錆止めを・・
その中で付帯部分の下塗りですが、鉄部には錆止め塗装をして下地の腐食防止と上塗りの密着力の強化が必要になってきます。
錆止め塗料でも1液タイプと2液タイプがあり、あくまで個人の経験ですが1液タイプの錆止めを使っている業者さんが多いように感じます。
1液タイプがダメという事ではないのですが、やはり密着力が少し弱く感じます・・・
まったく錆止めを塗らずに施工される業者さんも多いですが、錆止めを塗らないよりはいいくらいで、耐用年数を考えると2液タイプの錆止めが一番強固に密着してくれます!
中には屋根の鉄部には2液の錆止めを使い、外壁部分の鉄部には一液の錆止めを使うなど使い分けている方もいらっしゃいますが、もし業者さんに言って屋根・壁共に鉄部には2液の錆止めを使ってもらえるならお願いした方が賢明ですね(^^♪
我々では錆止め塗料は2液を使います、以前は1液タイプを使ってましたが比べてみると全然違います、2液は下地に溶解する感じが塗って分かるくらい密着します(*_*)あと窓などに散った時でもシンナーで拭いてもちょっと時間がかかるくらいよく付いてます・・・(;^_^A

木部分にも下塗りを・・・

⇧木部分に下塗りをしています
あと下塗りで重要なのが破風などの木部には専用の下塗り材で塗膜形成をする事です!
木部は塗料の吸込みがある為に表面の塗膜形成が出来にくいことがあります、塗膜を作らないと防水が出来ないため腐食する事もある為、塗膜形成のために破風などの雨がかかる部位には専用の下塗りが必要です。
下塗りをせずに塗装する業者さんもいますが、下塗りをしっかりする方が耐用年数も全然違います!!
住宅の破風板(鼻隠し)部分は年数が経ってくると表面がガサガサになってきます、そうなると塗装前にシッカリサンドペーパーをかけて塗装をするのですが、我々で使っている木部用の下塗りは表面の凹凸を拾ってくれるので多少の劣化は隠れますので見た目にもよく性能もいいので木部には痛んでなくても下塗りを使うようにしています耐用年数は長いに越したことありませんからね(^^♪

最後に

色々下塗りに関して述べてきたんですが、上塗り塗料を高品質な物にするのは全然ありかと思います・・・ですが費用的に高く付くことがあるので我々は下塗りをしっかり入れて上塗り塗料はそこそこな物で塗装させて頂いていますが、結構長持ちしていますよ(*^-^*)
何でも高い物がいいのではなく、そこに行きつくまでの下処理・下塗りによって外壁塗装や屋根塗装・付帯部塗装の耐用年数が大きく変わっていく事かと思います・・・我々もこだわって色々とさせて頂いていますがお客様にお伝えするのは難しいので、このブログを見てくれた方だけでも知っていただけると嬉しく思います。

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