ひび割れがある壁を塗る方法

2018年05月17日(木)

【まずはひび割れがどの程度生じているかをきちんとチェックする】

 

塗装もしくは外壁のトラブルとしてよくあるのが、表面にひび割れが生じているというものです。ひび割れにはいろいろな原因がありますが、できるだけ早く対処しないと家のダメージが大きくなってしまいます。ひび割れている部分から水などが侵入してよりサイディングの割れがひどくなってしまいますし、下手すると柱などに腐食が生じて家の構造そのものが弱くなってしまう危険性があります。見た目に良くないだけでなく、家の寿命を縮める結果になってしまいますので、すぐにでも適切な対処をする必要があるのです。

 

ひび割れはよほどひどくなっていない限りは塗装で対処できますが、まずはきちんとどの程度の症状かをチェックする必要があります。表面に薄くひび割れが出ているだけであれば、塗装面が劣化によってはがれて割れているだけかもしれません。この場合は、ボロボロになっている塗膜を高圧洗浄などによって落としてしっかりと塗装をすれば問題ありません。しかし、ひびが塗装だけでなくサイディングにまでいっていることがあります。そのひびが細いものであるか、水が簡単に侵入してしまうほど大きなものかどうかを見てその後の対策を考えることになります。

 

【下塗り塗料やコーキングで対処することができる】

 

かなりひびが大きくてサイディングが割れている状態であればサイディングそのものを交換する必要がありますが、細いひび割れであれば塗装でカバーすることができます。下塗りをする際に、ちょっと濃いめの塗料をその部分だけしっかりと塗りこみます。場合によってはひび割れの部分だけ何回か下塗り剤を入れてきちんと埋めていきます。もしひび割れが大きくなっているようであれば、下塗りをする前に補修用のコーキングを埋めていきます。しっかりと割れている内部にまで補修材が入り込んで隙間を埋めてくれますし、壁材に固着してくれますのできちんと割れを埋めることができます。このコーキングをした上から下塗り剤を塗っていくことで、ひび割れがあったことも分からないくらいになります。

 

ひび割れがあったとしてもこうした方法で塗装で上手にカバーできますが、定期的にメンテナンスすべきことを常に覚えておきましょう。ひび割れは塗装が劣化することによって起こりますので、もう少し早いサイクルで塗り替えをすれば防げるものです。幸志創建。では、ひび割れを上手にカバーする塗装をすると共に、塗り替え診断を行い常に家をきれいな状態を保てるようにサポートしています。

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