外壁塗装のコンテストはどういった規模なのか

2018年12月13日(木)

・外壁塗装のコンテストについて

外壁塗装コンテスト、といったイベントはよくやっているようですが、これは国や自治体が主催しているものではありません。
大手のリフォーム会社やチェーン店などが、会社単位や、大きくても関連会社を含めて行っているイベントになります。
国や業界団体でやっている大規模なコンテストは現在のところはありません。
塗装技術だけならばまだしも、外壁と言っても千差万別、同一条件で比較するというのは、環境を整えることからして難しいのです。

同様の社内コンテスト的な取り組みは、様々な業界で行われています。
例えばビルの窓ガラスの清掃や、マクドナルドのクルーコンテスト、他にはガソリンスタンドでの洗車等が有名ではないでしょうか。
一般的には地区で予選が行われ、代表者が全国大会へ出場、順位を決める、といった流れです。

外壁塗装のコンテストとしては、塗料メーカーであるアステック様が行っている塗装職人コンテストが有名です。
毎年10月1日から12月31日までに行った塗装を対象に、施主様のアンケートと塗装クオリティを総合的に判断して賞を決定する、というものです。

加盟店のみしか参加できませんが、2016年は全国で850社もの参加がありました。
その中から最優秀賞が1社、そして優秀賞が3社選ばれます。

また、関東を中心に展開している、ガイソーグループも同様のコンテストを行っています。
こちらの加盟店は77店舗ですが、コンテストには多数の応募がありますので、受賞するのは簡単ではありません。

・コンテストの意義

外壁塗装のコンテストも、大規模なチェーン店では同様に地区予選から行われていました。
会社の費用負担も少なくないでしょうが、それを差し引いても参加する方だけでなく全従業員にとってもモチベーションアップとなるでしょう。

社内で行っているコンテストを、社外に対して広くアピールするのは従業員の士気を上げるにはいい取り組みです。
士気があがれば技術の向上にもつながります。
コンテスト出場、入選、そして優勝と、目的が明確にあれば、日々の仕事にも力が入るものです。
うまくなってやろう、と技術も向上するでしょう。

現状のままでいい、と考えていては、現状の維持もままならないことも多くあることでしょう。
塗装についても、毎年のように新しい塗料やそれに合った塗装技術が開発されています。
弊社でもこういった技術もしっかりと取り入れてまいります。

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