コーキングの劣化症状とは?
現在住宅の8割以上の外壁材はサイディングという材料を使っています、その外壁材同士の干渉材や窓廻りの防水の為コーキングが用いられています。
コーキングの劣化は雨漏りの原因にもなりえるので定期的にやりかえる必要があります、そのやり替えのタイミングは色々意見は分かれますが、基本は8年~12年の間で点検・工事を弊社ではオススメしております。
目視で見分ける場合は亀裂や痩せ・切れなどが出ている場合はまずは点検を依頼してください。
特に北面・西面の1階部分が痛みが出やすいと言われています、初期症状はコーキングに小さな線のような亀裂が無数に発生していますので見分け方は比較的わかりやすいかと思います。
上の写真は築約10年ほどです、無数の亀裂が目視で確認できます。
ひどくなるとコーキングから雨漏りが・・・
コーキングの劣化で雨漏りする事はありえます!
特にお風呂場の外窓のコーキングや外壁材は一番傷むことが多いです、水が廻りやすい場所や水が溜まりやすい箇所、先ほど述べた北面の1階部分の外壁や窓枠が一番痛みが出やすいので特に警戒が必要です。
亀裂があるから必ずしも水が浸水しているとは限りませんが亀裂の度合いによって湿気が浸み込み中に水分が溜まっていく為、コーキング部分の亀裂が出た場合は早急な打替えと外壁の塗装をお考え下さい。
家に住まれている方がチェックを意識しないと家はどんどん劣化していき土台に湿気が溜まると白アリなどの被害も出やすいので注意が必要です。
その為10年に一度はご自身でコーキング部分のチェックと痛みが出ている場合は業者を呼んで診断をしてもらいましょう。
塗替えをせず大掛かりな工事になった例もありますので家を建てた以上は責任を持って守って頂けたら嬉しく思います。