傷んだ木部には吸込み止めを(下塗り)
みなさんこんにちは幸志創建。能登でございます。
外壁塗装をする工程で木部の塗装の場合に下塗りをしたほうがいいとか、しなくてもどっちでもいいのか?
などお客様から質問される事がありました。
基本的になぜ、木部(破風・軒天など)は塗装が必要なのかというと、木材は防水能力がほぼありません、その為水分をこれでもかというくらい吸い込みます、木材が新しいうちは吸込みは少なく、水分を吸い込んでも乾燥させる力がありますが、古くなるとこれが出来なくなり、木材の中に水分をため込んでいきます。
みなさんが知っての通り木は腐ります、それは木の中に腐朽菌が発生し「湿度85%以上、木材含水率が20%
結論から言いますと、あくまで個人の見解ですが、傷んでいる木部は塗料を吸い込むので上塗り2回で仕上げただけだと長持ちしません????
なので傷んでいる木部には下塗りをすることで、塗料の吸込みが少し収まる為、木部表面に塗膜を形成できるので防水出来て長持ちするというわけです。
ただ傷んでいる木部は下塗り前には研磨作業が重要になってきますので通常の塗装よりも時間はかかります、地味な作業にはなりますが、どんな工事でも下処理は一番大切になりますので、せっかくきれいに研磨出来ても下塗り材を使わないと研磨した意味が無くなってきます。
あと木部の下塗りにサビ止め塗料や外壁の下塗り材を使う方がいますが、木部の塗装は厚みを付けすぎると熱膨張するため、塗膜剥離の原因になりかねない為、あまりおすすめ出来ないです????
ちなみに近年では下塗り不要の塗料もあり傷んでない場合はその塗料を使い、上塗り2回で仕上げる事がおおいです!
なので外壁塗装をご検討される方は業者様に分からない事は何でも聞くようにしましょう!
おまかせが一番ダメなんです!!!!