雨漏りして工事を行うまでの間、応急処置して過ごさなければなりません。しかし、応急処置を取りたいけれど、「方法が分からない」という方は沢山います。
ここでは、自分でできる雨漏りの応急措置についてご紹介します。
雨漏りの原因を特定するのは難しい
雨漏りは、自分で特定しにくいため、プロに依頼して雨漏りしている場所をしっかり特定してもらうことが大切です。実際に雨漏りしている場所と、水が浸入しきた場所が異なるコースが多く、雨漏りしている場所=水の浸入口ではないのです。
そのため、場所の特定が難しく、専門のプロに見てもらわなければ分からないことが多々あります。雨漏りの原因を突き止めて対処していく際には、早めにプロに依頼して進行を悪化させないことが大事なポイントであることを覚えておきましょう。
自分で行う雨漏りの応急処置方法
ここでは、自分で行う雨漏りの応急処置方法を3つご紹介します。
➀建物の屋・外壁の点検
まずは、自分の目で建物の屋・外壁の点検を行って見て下さい。
チェックしたい項目は、
・屋根の破損
・コーキングの経年劣化
・棟板金の膨らみ
この項目をとりあえず目視で確認してみましょう。これらの項目は、雨漏りを引き起こす要因となる部分なので、チェックすることで状態確認できれば雨漏りの早期対策に繋がります。雨漏り工事費用の節約にもなり、経済的においてもメリットです。
②ブルーシートの活用
屋根の雨漏りには、応急処置としてブルールシートの活用がおすすめです。
ブルールシートは、敷物にも広く活躍するアイテムで、実にさまざまなシーンで利用されていますよね。実は、雨漏り対策の応急処置にも有効活用でき、広い範囲を一気にカバーできるアイテムなので、応急処置として非常に使い勝手がよいです。
雨漏りした場所の特定は難しいので、一時的に屋根を覆ってしまえるブルーシートは便利です。シートを被せた後は固定することが大事なので、飛ばされないように重しを置いたり、テープで留めたりして、固定を行ってください。
③室内にバケツ設置
建物の室内に水が垂れ落ちてくる場合には、水が落ちてくる場所にバケツを設置して水をキャッチできるようにしましょう。
その際に注意したいのが、ある程度バケツに水が溜まってくると、水の跳ね返りが生じてバケツの外に水が弾いてしまいます。床に水しぶきがついてしまうので、バケツを設置する下には必ずタオル、雑巾、新聞紙などをしくようにしてください。
まとめ
ここでは、自分でできる雨漏りの応急措置についてご紹介してきました。
雨漏りは、発見したらそく業者依頼して修理を行うことが最も大切です。
しかし、工事までの間は、応急措置は必要不可欠です。
ここでの処置方法を参考に、雨漏りを一時的に対処し、早急に雨漏りの工事依頼をして被害最小に努めましょう。