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外壁の仕上げ方とは?

【上塗り二回でツヤのある美しい仕上げになる】

 

通常のサイディングなどの外壁塗装では、厚めの塗膜を作るベース塗料を塗った後に上塗り塗料を塗って仕上げます。下塗りをした後にハケを使って目地や角の部分、狭いところなどを塗りこみ、その後ローラーで仕上げていきます。外壁はたいていの場合表面に凹凸のある材料を用いていますので、ローラーで塗っていく際に塗料の量を上手に調整しないとへこんだ部分に塗料が溜まってしまったりそこから塗料が垂れてきたりしてしまいます。そのため職人は外壁の材料や塗料の硬さなどを見ながら、一回ごとに塗る塗料の量を微調整しているのです。

 

一度に塗料をつけすぎてしまうとダレの原因となりますが、塗料が薄いと保護力が弱くなってしまいますしツヤがあまり出ず仕上がりがきれいになりません。そのため、多くの場合仕上げの上塗りは二回行います。そうすることで十分な塗膜の厚みが確保できますし、ツヤが十分に出てくるのです。手間がかかりますがやはり仕上がりの良さを考えるとこの方法が優れています。もちろん、塗料によっては一回で十分な塗膜の厚みとツヤを出せるものもあります。そのような場合は、ちょっと厚めに塗料をつけて一回の上塗りで仕上げることもあります。

 

【質感を出すためにいろいろな工法が用いられることもある】

 

通常は普通のローラーを使って数回の塗装作業を行い外壁を仕上げます。しかしサイディングの種類によって、また今までと違う雰囲気を出したいという時は特殊なローラーを使って仕上げることもあります。ローラーが硬めの材質でできてきて、ヘチマのようになっているタイプのものがその一例です。このローラーを使って硬めの下塗り塗料を使うと、かなり厚みのある塗膜ができて表面がボコボコした仕上がりになります。また溝が刻まれたローラーもあって、やはり硬めの下塗り剤をまんべんなく外壁に塗った後にこのローラーで跡をつけて筋を入れていくという工法もあります。

 

このように塗装と一口に言っても、用いる道具や塗料、テクニックによって外壁の仕上がり方はだいぶ異なってきます。職人の腕が問われるところとなりますが、お客様の要望に応えて多彩な技術を用いて家を美しくしていくのがプロの塗装と言えるでしょう。幸志創建。では、様々な塗装技術を駆使してお客様の満足を得られるように日々努力しています。どんな仕上がりにできるかを営業担当者に相談して聞いてみることをおすすめします。

能登 高志

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