塗装の工事期間はどのくらいになる?
住宅の塗り替えをすることになったら、塗装店を選びどんな色にするのか、どの塗料を使うのかなどを決めていきます。
担当者との話し合いでは、同時に工事の日付を決めることにもなります。
一般住宅の塗り替えでは、比較的短期間に工事ができますので、それほど工事に伴う不便を味わう必要がありません。
一般的な大きさの家で、足場を組み、外壁を塗り替えるという工事で考えてみましょう。
まず、足場組みに1日かかります。
それが終わると、高圧洗浄を外壁、屋根とすべての部分をしますが、これは半日くらいで終わります。
水が乾くのを待って養生をしていくことになりますが、こればかりは天候や気温によって差が出てきますので、同じ日に手が付けられないこともあります。
養生はだいたい1日から2日くらいで終わり、いよいよ塗装作業をする準備ができます。
まず下塗りをしますが、これもやはり2日から4日くらいの工程となります。
同時並行で、サイディングのひび割れなどがある場合、そこをシーリング補修していきます。
下塗り材が乾けば、本塗りということで色の付いた仕上げの塗料を塗っていきます。
この作業は下塗りと同じくらいか、ちょっと早く進み2日から3日くらいで終わります。
本塗りは一回で仕上げることもありますし、二回塗ることもあります。
もし二回塗りということであれば、プラスして1日、2日くらいの工程となります。
すべての塗装作業が終われば、養生をはがして掃除をしますが、これは一日もあれば終わります。
そして、最終的に足場を解体して工事終了となります。
このような行程を経て塗装工事が全部終わりますが、だいたい一週間から二週間くらいが平均的な工事期間となります。
もちろん、いろいろな要素があって、これよりもかかることもありますので、事前にきちんと確認しておきましょう。
工事が長くなる要因とは?
工事の日数は、まず職人さんが何人現場に入るかによって変わり、たくさんの職人が同時に入れればそれだけ早く終わることになります。
また、塗料で表面に柄を付ける特殊塗装の場合は、作業が難しくなりますので、余計に日数がかかります。
そして、覚えておきたいのが天候に大きく左右されるということです。
雨が降ったら仕事ができませんし、気温が低い、風がほとんどないということであれば、塗料が乾きづらくその分時間がかかります。
ある程度塗装工事の期間というのは変動するものであるということを覚えておきましょう。