外壁塗装は何年かに一度行われる必要がある工事です。
しかし、その工事の際には住宅に関わる犯罪のリスクが高いと言われています。
そこで今回の記事は、塗装時の防犯対策について、専門家が詳しく解説いたします。
外壁塗装の工事で防犯をしないと、犯罪が起こりかねない
塗装時に起こりうる犯罪は、大きく分けて4つあります。
それぞれ1つずつ紹介していきましょう。
1つ目は、住宅へ侵入されることです。
これは、塗装時に設置される足場が悪用されて犯罪が起きてしまうケースです。
本来、この足場は職人さんが塗装を行うためのものですが、これを使って屋上から家に入られたり、ベランダから入られたりします。
2つ目に紹介するのは、足場が盗撮に使われるケースです。
上記の通り、足場があると犯罪がしやすい状況にあるわけですが、これには住宅侵入の可能性だけでなく盗撮される危険性も潜んでいるでしょう。
さらに、玄関の前や窓まで来られて、盗撮用カメラを設置される事件も発生しています。
3つ目は、盗難に関するリスクです。
やはり足場があると、家の中への侵入が容易になります。
また、塗装工事中は職人さんといった人の出入りが激しく、盗難されても気づかない可能性が高いでしょう。
最後の4つ目に紹介する犯罪は、物が破壊されてしまうことです。
工事中は普段より外の音が大きいため、注意が行き届かないことが予想されます。
もし物が破壊された場合であっても、外部の大きい音に紛れてしまうかもしれません。
防犯対策はどうすればいいのか
このように、外壁塗装の際には警戒すべき犯罪がいくつか存在します。
これらを防ぐために、以下の点に注意して工事を行うことをおすすめしています。
まずは戸締りに関してです。
玄関の鍵はもちろんのこと、ベランダや屋上のカギを忘れてしまう方は意外に多くいらっしゃるため注意が必要です。
塗装の際は足場があるため、高いところの戸締りも意識することをおすすめします。
さらに、その足場への出入り口をロックすることも大切です。
足場自体を封鎖しておくことで、犯罪のリスクがグッと減らせそうですね。
次に、防犯センサーを設置しておくとかなり犯罪リスクの低下に効果的です。
業者によっては工事中設置してくれる場合があるため、一度相談してみることをおすすめします。
まとめ
今回は外壁塗装時に注意すべき犯罪について紹介しました。
工事の際は足場や人の出入りによって犯罪が起こりやすいため、より一層防犯の意識を高めることをおすすめします。