持ち家の寿命を伸ばすために必要な「外壁塗装」ですが、この「外壁塗装」の大切さを多くの人が理解しているとまではいえない状況がみられます。
だから訪問販売の悪徳業者にひっかかるようなことも起こるのではないでしょうか。
そこで、ここでは外壁塗装や屋根塗装について十分な知識や理解が不十分な方々が理解できるようにいくつかの疑問に答えたいと思います。
外壁塗装を行うに適した時期は?
外壁塗装を行うのに適した時期は春(4月~5月)と秋(9月~10月)です。
夏のように暑くて、雨の心配が高い時期は向かないかも知れません。
また冬場は、地域によったら降雪が工事の邪魔になりますね。
だから季節的には、春や秋が、外壁塗装の工事をやってもらうのに適した時期といえます。
ところが、この時期の良さが災いして、外壁塗装の業者さんにとっては、この春と秋は繁忙期となるのです。
なかなか業者さんが見つからない!といったことが起こります。
また、繁忙期ということで、施工金額も高くなってしまいます。
外壁塗装って何年に一度必要なんですか?
何年に一度必要という期間は、自宅が新築かどうか、外壁の素材、全開工事の時に使った塗料のグレードによって違いますので、一概に何年に一度という数字を示すことは難しいですね。
そこで外壁の点検ということで10年に一度、業者さんを呼んで外壁の劣化状況の検査を受けておくことをお勧めします。
外壁塗装の色選びで正しい方法ってあるのでしょうか?
外壁塗装で色選びを間違えると取り返しがつきません。
その色で最低10年は生活しなければなりませんので、納得のいく色を選べるように準備しておく必要があります。
外壁塗装の発注者のアンケート結果によると、最も選ばれている色のベスト4は、第1位がベージュ(37.3%)、第2位がホワイト(23.1%)、第3位がグレー(10.8%)、そして第4位がブラウン(8.6%)となっています。
ご覧の通り4位までで全体の79.8%を占めます。
多くの方が定番の色を選んでいるということが分かるでしょう。
色選びに失敗しないための最良の方法は、近所の家を見て回り、これだ!という色を見つけることです。
カラーサンプルだけでは家全体のイメージは湧きません。
助成金を使って得する方法があるんですか?
あります。
お住まいの自治体によっては、外壁や屋根の塗装が助成金の対象になることがあります。
屋根塗装に使う塗料に、室温を下げる断熱・遮熱塗料を使って助成金を申請するケースが一番多いようです。
夏場のエアコン使用量を削減でき、省エネに繋がります。
中には東京都渋谷区のように外壁や屋根の塗装工事をするだけで10万円の助成金をもらえるところもあります。
自分が住んでいる自治体の助成金制度について調べてみて下さい。