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オリジナル塗料とは?

オリジナル塗料について

最近よくお客様の方から「オリジナル塗料っていいの?」とか「30年も塗替えしなくていいんでしょ?」とかよく聞かれます。
結論から言うとオリジナル塗料で30年持つ塗料があればみんな使ってます!
よく訪問販売や大手リフォーム会社やハウスメーカーなどが塗料メーカーと共同で開発したオリジナル塗料を売りに出しているのですが、正直オリジナル塗料が悪いとは言わないのですが、その塗料の成分に何が含まれているのか、いささか不安な所はあります。
一般の大手塗料メーカーは情報の開示をしてくれていますので安心かと思うのですが、オリジナル塗料は開示をしてない事もあります。

例えばフッ素塗料のメリットは洗浄力があって超耐久性があるすごい塗料です、ただデメリットもあり塗膜が薄くて固い為、外壁によっては亀裂が入りやすかったりと不向きな場合もあります。
サイディングなどのボード系の外壁を塗装する場合、外壁と外壁の間にコーキングが打ってあります、このコーキングは基本柔らかい物で外壁同士の干渉の緩和と防水機能をする役目です、古くなると表面が固くなりひび割れが起きてくるので雨漏の原因にもなります。
なのでサイディングの塗り替えの場合はほぼコーキングの打替えをします。

外壁の塗装をする場合このコーキング部分にも紫外線などの保護目的で一緒に塗装するので、フッ素などの固い塗料を塗ってしまうと早い段階で割れが入ります。
割れが入っても塗膜の割れなので家には影響はないのですが、見た目が悪いのと割れた個所から雨水が入る可能性があるので、どうしてもここは気になります。
それを某オリジナル塗料を開発したメーカーに聞いた事があり「弊社の柔らかいフッ素塗料でもコーキング部分の割れは保証できないです」っとハッキリ言われたことがあります。
パンフレットにはかなり柔らかいフッ素塗料なので亀裂の追従をしますなどと書いてましたので期待を持ってお客様に進めようと思っていた時にそれを知ったので、それからはフッ素や無機を外壁塗装で進めなくなりました・・・ですがフッ素はよくないとかではなくて、外壁によっては、まだまだ万能な塗料ではないのかなと思います。
また金額的にも割高になりますのでデメリットはありますね????

ですが屋根にはフッ素塗料は向いてます、壁よりも紫外線などが強く当たる為、耐久性の強い物がオススメです!
弊社では屋根と外壁を同時に塗る場合は、屋根塗装はフッ素塗料、外壁塗装にはハイブリットシリコンが多いです。
理由は外壁と屋根をシリコン塗料で塗った場合、必ずと言っていいほど先に屋根から劣化していきます。
そのため屋根塗装と外壁塗装の次回の塗り替えバランスをとる為にご提案をさせて頂いてます。

当然お客様にも予算がありますので色々なご希望から提案をさせて頂いてお客様に合った塗り替えを進めてさせて頂いています。

色々と話が脱線してしまいましたが、オリジナルの塗料を使って外壁塗装をする場合は、よく塗料の内容説明を受けて不安であれば直接メーカーに聞いたほうが早いので、訪問販売の営業マンなどに全て任せるのはやめましょう。

能登 高志

能登 高志

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