一般戸建てのベランダ防水の種類
外壁塗装をする場合に外壁以外に塗る箇所は沢山ありますが、その中でベランダの床塗装も重要で、どのような防水工事をしているのか?非常に重要になってきます。
塗り替えの場合、必ずと言っていいほどベランダ床の塗装は必須です!!
あとベランダ床はメンテナンスをしっかりとしていないと雨漏りの原因になる事が多いため注意が必要です。
戸建てで使われているベランダ防水工事の種類をご紹介します。
FRP防水
FRP防水は、強度・耐久性に優れた(繊維強化プラスチック)防水工事で、軽量かつ強靭なため建物に負担をかけない工法です。
耐水性、耐食性、耐候性にも非常に優れています。。
液状のポリエステル樹脂とガラスマットなどの補強材を組み合わせた塗膜防水工法で、防水層は継ぎ目のないシームレスとなります。
一般戸建てに多い防水です。
ウレタン防水
ウレタン防水は、液体状の防水材のため、複雑な形状や平らな下地でなくても馴染みやすく、継ぎ目のないシームレスな防水層をつくることができます。
弾力ある塗膜を形成できる為、下地調整に時間をかけず施工でき、尚且つ低予算でできる工法のひとつです。
シート防水(陸屋根など)
シート防水とは水道のパイプにも使用されている、塩ビ(塩化ビニル)シートを被せることで防水層を形成する防水工事です。
弾力性のシートを被せる工法なために、ウレタン防水などの既存の防水層を撤去することなく施工出来るのが特徴で、雨漏りの改修工事などの屋上全体の防水工事に最適な工法です。
ベランダ床のトップコート塗装は紫外線保護のため
ざっと3種類の防水工事をご紹介しましたが、紹介した以外にもまだまだ沢山の防水工事がありますが戸建て住宅で使われているのは、紹介した3種類が一般的です。
ちなみに外壁塗装を10年毎に塗装をするようにベランダ床も塗り替える必要があります。
ベランダ床にトップコート塗装を施工する理由としては防水層には紫外線を保護する機能が無いためにトップコートで紫外線から防水層を守る役割があります。
その中でFRP防水は強靭で軽量な防水層を作れる事から戸建てでは一般的になっています。
ただFRPトップコート塗装は、塗り替え時もちょっと危険な塗料なので注意が必要です。
上の写真はFRPトップコートの塗料ですが硬化して石みたいになっています。
業者さんによっては専用の塗料を使わない方もいらっしゃいますが、FRP防水・ウレタン防水には専用のトップコートを塗らなければ長持ちしません。
外壁塗装で大事なのは外壁だけではなく、それ以外の箇所にも焦点を当てて考えて見てください。
外壁塗装は美観をきれいにするだけではなく、雨や紫外線から家を守る事を念頭に置いて頂ければと思います。
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