みなさまこんにちは幸志創建。能登でございます(*^-^*)
本日は浅口群里庄町N様邸の外壁のコーキング打ち換え工事です。
コーキング(シーリング)とは?
近年、外壁材はモルタル系から約8割はサイディングと言われるものに変ってきています、モルタル系の場合にはコーキング打替えと言う問題は無いのですが、サイディングの場合は外壁材同士の干渉を緩和するためにコーキングが使われており、プラス雨が入らないようにしています。
このコーキングは新築から約8年程で表面に微細な亀裂が入ってきます(・。・;
ひどくなるとコーキングが痩せて断裂を起こすようになり、外壁材の中側に雨が入るようになります・・・(;´Д`)
ただ家の中に雨漏りがすると言うわけではないのですが、そのままほっておくと外壁材が変形して最悪、外壁材自体を交換しないといけなくなります(;´Д`)
そうなると大きな費用がかかるのを、防ぐためにも定期的なコーキング部分の点検と打ち換え工事が必須となってきます。
ですので外壁材がサイディンボードの場合は10年毎点検とコーキングを打ち換える必要があります。
外壁シーリングを撤去していきます
⇧カッターと皮スキで取っていきますがバック材と言う物が入っていない箇所もあったので、撤去が大変でした(;´Д`)
⇧撤去前のコーキング箇所ですが微細な亀裂があって、ひどい箇所は膨れもありました
⇧撤去後ですが中にはしっかりバック材が入ってたので比較的簡単に撤去が出来ました(*^_^*)
ところでバック材って?っと思われる方もいらっしゃると思いますが、簡単に言うと基本コーキングは外壁材同士に接着させるので(2面接着)バック材が入ってないと3面接着になります。
3面接着すると密着が良くていいのでは?っと思う方もいるかもしれませんが、これは基本的にダメなのです(>_<)
⇧このように2面接着をすることでコーキング材の本来の力が発揮されて、耐用年数も長く持つようになります。
養生・コーキング打ち込み
⇧コーキングが外壁に付かないように養生します
⇧コーキング撤去時に剥がれたバック材を新しく貼っていきます
⇧プライマーを塗布後、コーキング打ち込みしていきます
⇧ヘラで均して奥まで充填します
⇧ベランダ周辺は塗装をしないため、化粧コーキングをしていきます
⇧しっかり奥まで充填します
⇧水切りを外して作業をしていたんので、完了後に取り付けました。
⇧最後にネジにパテ埋めしていた箇所にコーキングで治していきます。
パテが劣化してポロポロ取れるので、皮スキで取れる箇所は全部取っていきました(>_<)
⇧今回のコーキング打替えは材料がアパート並みにかかりました(;´Д`)
目地が深いのとメーター数も異常だったため大変でしたが、無事に完了することができました(≧◇≦)
この後、約2日間乾燥させて終了になります。