関西ペイントの「1液エスコマイルド」は、使いやすい1液タイプなのに2液タイプの防食性能を発揮する速乾性の錆止め塗料です。
幅広い用途に使える防錆性の高い塗料ですが、塗装に詳しくない方には1液タイプや2液タイプの違いがわからなくてもおかしくありません。
そこで、塗料の1液タイプと2液タイプと、1液エスコマイルドの優れた点についてお伝えします。
1液タイプと2液タイプの違い
1液タイプと2液タイプの違いとは、1つの缶でそのまま塗料として使えるものと、異なる2つの缶の液体を混ぜ合わせて使うものとの違いです。
1液タイプでも、塗装には水やシンナーなどで薄めてから使いますが、2液タイプでは、主剤と硬化剤という2つの液体を混ぜ合わせ塗料を作り、さらにそれを水やシンナーで薄めてから使うようになっています。
2液タイプの特徴は、使用前に主剤と硬化剤を混ぜ合わせることで、両者が硬化反応を起こして強固な塗膜を形成することです。
従来は、塗料と言えばこのタイプしかありませんでした。
強固な塗膜を形成できるというメリットはあるものの、2液を混ぜ合わせるとその瞬間から固まり始めるため、作り置きができません。
気温や湿度によっては数時間でカチカチに固まるため、塗装に時間がかかる際は足りなくなるたびにまた混ぜ合わせる必要があります。
さらに、2液の混合比率は微妙なものなので、混ぜ合わせる作業は非常に気を遣うものでした。
このように、手間も配慮も必要なのが2液タイプのデメリットですが、それを補うために開発されたのが1液タイプです。
1液タイプは、そのまま水やシンナーで薄めて使えるため、余計な手間がかからず作業効率がアップするというメリットがあります。
1液エスコマイルドの特徴
1液エスコマイルドも、文字通り1液タイプの錆止め塗料で、使いやすさが大幅に向上しています。
さらに、従来の1液タイプにはなかった強力な防錆性を実現したのです。鉄は建物の強度を支える重要な材料ですが、腐食しやすいという欠点があります。
ですので、建物の耐久力を高めるために錆止め塗料が欠かせません。
建物の屋根や門扉、フェンスなどに1液エスコマイルドを使うことで、建物の耐用年数を高め、メンテナンスにかかるコストを抑えることができます。
最後は職人の腕次第
塗料の1液タイプと2液タイプの違いや1液エスコマイルドについてご紹介してきましたが、どんなに優れた塗料を使っても、施行のやり方で仕上がりはまったく変わります。
要は、職人の腕次第ということです。
その点、「幸志創建。」には腕利きの職人が在籍しておりますので、安心してご依頼いただけます。