下地の処理が肝心なDIYで内装塗装するコツ

2019年09月12日(木)

内壁塗装は、道具さえ揃えればDIYで可能です。

塗料、ローラー、刷毛、パテ、マスキングテープ、養生テープなど必要な道具は多いですが、ホームセンターでもネットでも簡単に手に入ります。

塗装自体はそれほど難しい作業ではないため、日曜大工の経験がおありならきれいに仕上げられるでしょう。

きれいに塗れる自信がなくても、小さいことは気にしないで手作り感のある壁を目指すとそれなりに満足いく仕上がりになるはずです。

そこで、内装塗装の基本的な手順をお伝えします。

下地の処理

どんな壁でも塗料で塗装することはできますが、その前に下地の処理を丁寧に行う必要があります。

丁寧に処理するほど塗った時の仕上がりがきれいになるので、ここは手を抜きたくないポイントです。

壁にキズやへこみがある時は、パテを使って平らにし、剥がれかかった壁紙は接着剤で補修します。

また、カビやタバコのヤニなどの汚れがある時は、中性洗剤やカビ取り剤を使い、雑巾で汚れを拭き取るとよいでしょう。

タバコのヤニにはヤニ止めシーラーも便利です。

塗装しない部分の養生

窓や床などペンキが付くと困るところは、あらかじめマスキングテープで養生しておきます。

マスキングテープで新聞紙などを貼るのもいいですが、ビニールシートの付いたマスカーというテープが、広い範囲の養生に便利です。

コンセントの部分は、あらかじめカバーを外して中が汚れないように養生テープで覆います。

ただ、最終的にはカバーを取り付けて見えなくなるので、ギリギリまで養生しなくても大丈夫です。

2回に分けて塗装する

塗装は、1回目の下塗りと2回目の仕上げの2回に分けて行うことできれいに仕上げられます。

1回目の下塗りの段階で、厚く塗りすぎないように気を付けましょう。

塗る時のコツは、先にローラーでは塗りにくい隅っこを刷毛で塗っておき、ローラーで広い面を塗ることです。

1回目の塗装が終わったら完全に乾くまで待ちます。

2回目も厚く塗りすぎないように、薄く塗ることを心がけてください。

厚いと色ムラや気泡ができやすくなります。

丁寧な下地処理がキモ

内装塗装を上手に仕上げるには、下地の処理を丁寧に行うことが大切です。

それだけで仕上がりがだいぶん変わってきます。

壁紙の貼り替えなら多少のでこぼこが隠せますが、塗装では小さなでこぼこも目立ってしまうので、パテを使って丁寧に平らにしていきましょう。

下地さえ丁寧に処理できれば、仕上がりは約束されたも同然です。

塗装など家のことで疑問がある時は、お気軽に「幸志創建。」にご相談ください。

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