塗装店を選ぶ際のポイントとは？悪徳業者の特徴は？

2020年02月13日（木）

複数の塗装店と交渉して比較するのが基本

塗装工事は、依頼する業者によって仕上がりの質や価格、対応の仕方などがだいぶ違うものです。

もちろん、悪徳業者に引っかかったり、ひどい工事をするような業者に遭ったりはしたくありません。

きちんとポイントを押さえて塗装店をチェックすることで、安心して工事を依頼できます。

なによりも大事にしたいのが、絶対に一つの会社だけに見積もりを出して決めてしまわないということです。

一つの会社だけでは、本当に価格が適正なのか、きちんと対応してくれているのかが分からないからです。

必ず複数の会社、3つか4つくらいの塗装店と交渉して、比較した上でより良いところを選ぶようにしましょう。

そうすることで、価格の相場がなんとなく見えてきますし、対応の良し悪しなども比較できるようになります。

さらに、他の会社の見積もりを取った上で、価格交渉もできますので、よりお得に塗り替えができるようにもなるのです。

工事を依頼するかどうかの話は、営業担当者とすることになります。

そのため、営業担当者の対応というのは業者選定の大事なポイントとなります。

そこで、きちんとした対応をしてくれるのかということをチェックするようにしましょう。

どの塗料を使っているのか、どのくらいの耐用年数があるのか、保証期間が設定されているのかなどをまず聞くことができます。

自分の塗装店に自信があるなら、しっかりと使っている塗料の質の良さなどを説明してくれるはずです。

また、工事期間がいつになるのか、どんな注意点があるのか、近所の人たちへのあいさつを営業担当者もしてくれるのかということも聞いてみると良いでしょう。

より丁寧で親切な対応をしてくれると、工事の際に何らかのトラブルが生じてもすぐに応じてくれますので、安心して依頼できます。

逆に、とにかく不安をあおるような仕方で営業をしてくる場合には注意が必要です。

「外壁にクラックが走っている」、「屋根が藻でいっぱいで劣化している」などと言って、すぐに塗り替えをしないと家がダメになってしまうというように、緊急に塗装をしないといけないかのように言うのです。

確かに、クラックや藻の発生などは塗り替えのタイミングではありますが、すぐ緊急工事をしないといけない類のものではありません。

ネガティブなことばかりを強調して工事を勧めてくる場合は、悪徳業者かもという思いを持って、注意して話を聞いた方が良いでしょう。