岡山県総社市A様邸 モニエル瓦(パッチテスト)

2020年04月07日(火)

屋根の洗浄後にケレン作業

岡山県総社市A様邸で屋根のケレン作業・パッチテストをしていきます。

高圧洗浄で取り切れなかった、小口部分の塗膜を金ブラシなどで取っていきます。
あれだけ圧かけても瓦の小口部分は取れていないことが多々あります、通常のセメント瓦だとあまり気にしないのですが、モニエル瓦は特に気を付けるようにしています。

軒瓦の小口は手を突っ込んで苔を取ります、洗浄ではこの部分は当てにくいので結構苔が残ることがあります(;´Д`)

ゴミはしっかり回収します
屋根谷部分もしっかりケレンします、前に塗った塗装が完全に剥がれてました。
多分錆止め塗ってないと思われます(;^_^A

モニエル瓦のパッチテスト

ケレン作業も終わったので、モニエル瓦のパッチテストを行います。
やり方は良く掃除できた瓦にセロテープを貼って剥離しないかどうかのテストです、私はガムテープでやってます(;^_^A
粘着性が高い物の方がよりちょっと脆い塗膜まで取れますので塗装の性能を極限まで上げたいので私はガムテープでやります!

ガムテープを張った後にゴシゴシ擦って密着させます

その後、一気に剥がしてガムテープに塗膜が付いてなければOKです(*^-^*)
今回は何も付かないくらいきれいにモニエル瓦の掃除ができました(>_<)

屋根の金属部分に錆止めを塗装していきます(谷・水切り)

私共では屋根の金属部分には屋根の下塗りをせず錆止めをして上塗りをかけます。
錆止めの上に下塗りをしても問題が無いと思いますがどちらでも大丈夫なので金属部分の保護のためにも私共では錆止めを推奨しています。

今回の錆止め塗料は密着力を高めるために2液エポキシ樹脂系の錆止めを使用しました。
谷部分は瓦の下側までしっかり塗装していきます、雨の吹き降り時には中まで雨が廻りこむため念のために奥まで塗装します(*^-^*)

下屋根の水切り部分です、壁の立上り部分まで塗っていきます。
エポキシ系の錆止めは素地の内部に浸透して補強をしてくれる役割もあるため素地の状態によっては塗り分けが必要になります。
今回は以前の塗膜も剥離して素地も痛んでたので2液の錆止めにさせて頂きました(´∀`*)ウフフ
塗装は下処理が一番大事なので手間を省いてはいい仕事が出来ないため、今回の作業は私共は徹底してさせて頂いております。
一日でも長く耐用年数が伸びるように努力をしています(*^-^*)
次回はいよいよ屋根の下塗り作業です、がんばります(‘◇’)ゞ

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