岡山県総社市Y様邸 外壁塗装(鉄部分の塗装)

2020年07月10日(金)

岡山県総社市Y様邸の外壁塗装(鉄部分の塗装)です。
Y様邸はサイディングとガルバリウム鋼板を使ったお家でデザイン性が高くおしゃれなお家です(*^-^*)
今回はガルバリウム側は塗装せずサイディング部分と鉄部分(手摺など)を塗装します。
鉄部分はほっておくと錆が出て最悪穴が開いたりするため、錆の抑制をしなければいけないので、塗装前の研磨と対候性のある錆止めを使う必要があります。

鉄部分の下処理(ケレン作業)


⇧南面の手摺部分です。
浮いた塗膜を皮スキやワイヤーブラシでケレンしていきます。
今回は塗膜の浮きはあったのですが、そこまで塗膜の浮きはなかったので3種ケレンで大丈夫でした(;^_^A
※ケレンとは単なる研磨作業で第1種~第4種まであり通常は第3種か第4種で塗装することが多いです
⇧ベランダの手摺りはケレンすると塗膜がほぼなくなりました・・・(;^_^A
劣化って怖いですね・・・
でもその分しっかり下地を作れるので慎重に作業していきます。

鉄部分の下塗り(錆止め塗装)


⇧下塗りとして錆止め塗料を塗装していきます。
錆止めはもちろん2液性の変成エポを使い下地の密着を強くしてサビの抑制も目的です。

鉄部上塗り塗装


⇧上塗り塗装です。
錆止めを入れただけでもこれだけきれいになりましたが、上塗り塗料は2回塗装で仕上げます。
今回の上塗り材はNADシリコン(溶剤)での仕上げになります(*^-^*)
⇧ちなみに北側に大きな鉄の扉があったのですが、ここも錆が大分出ていたのでケレンと錆止め1回、上塗り2回で仕上げさせていただきました(*^-^*)
残念ながら写真を撮り忘れてしまったのですが、しっかり3回塗りを徹底させて頂きました(>_<)

私自身、お家の木部や鉄部分の塗装は外壁を塗装するよりも大事だと思います、外壁材は耐用年数が長く持つように優先的にされている建築屋さんがいますが、木部や鉄部はあまり耐久年数の事を考えていない方もいらっしゃいます、全ての建築屋さんがそうではないですが外壁塗装の現場に入ると細かな部分が目に付くことがります、我々も家の不調部分に気づいて対応するようししていますが、構造上仕方がない事もあります。
何が言いたいかというと我々塗装屋もお客様の家の細かな箇所に注意をして気になる箇所はお客様にご報告は必須だと思い日々作業をしています。
塗装だけ受けて塗装だけをするというのではなくお家の事をトータル的に考えて少しでも長持ちするように対応していきたいと思って日々精進しております。

次回も頑張ります(>_<)

 

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