外壁塗装をしたら仕上がりはどんな感じ?塗装の種類は?

2021年12月24日(金)

みなさまこんにちは幸志創建。能登と申します。
しがいない塗装屋のオヤジですwww

最近お客様からよく質問がある内容を書かせて頂こうかなと思います。
近年の外壁材の種類は様々ありサイディングボード・ガルバサイディング・モルタル(リシン・ボンタイル・スタッコ系)など沢山の外壁材がありますが今回はサイディングボードについてお話しします。
その中でもデザイン性が高く俗にいう意匠性サイディングなどがあり現状のデザインを活かしたいというお客様が増えております。
では意匠性サイディングにはどのような塗装方法があるのか見ていきたいと思います。

クリア塗装


クリア塗装はなんとなく字のごとく分かるかもしれませんが、今のサイディングのデザインをそのまま生かす工法で無色透明な塗料を外壁に塗って仕上げていきます。
見た感じはあんまり変化は感じないかもしれませんが若干色が濃くなるので新築時の雰囲気に近づけれます。
クリア塗装も艶有・5分艶・艶無と種類がありますが弊社でよく出るのが5分艶でギラギラした感じが嫌な方には5分艶がお勧めです。
艶消しも良いのですが、艶を消していくには塗料事態に添加剤といって混ぜ物をメーカーが混入して艶を消しているので耐用年数が少し落ちる事があります、すごく変わるわけではないのですが塗装屋からすると艶を多少残して耐用年数を伸ばしたほうがお客様にとってもメリットではないかと思います(;^_^A
クリア塗装のデメリットとして外壁材の表面がチョーキング(白化現象)や亀裂が大きかったりすると施工が出来ない事もありますので、クリア塗装をご検討の方は外壁材が痛みきる前に塗装屋さんに相談をしてください。
※現状の外壁材に光触媒系(チタンなど)のコーティングがされている場合は状況によっては出来ない事もあります。

ベタ塗り


ベタ塗りとはデザインは関係なく一色で塗り潰してしまう事で見た目はキレイになりますが元々あった外壁の模様などは消えてしまうので見た目を気にされる方はちょっと抵抗があるかもしれませんが、この方法は昔からある塗装ですので現状弊社でも一番多く出る工法になります。
このベタ塗りは多少、外壁材が痛んでいても補修をして塗装をするのでキレイにはなります。
痛みがかなり進行しても外壁塗装ができる所がこの工法のメリットですねデメリットはデザインが無くなる事ぐらいです。

2色塗り塗装


2色で凹凸に色分けしていく工法です。
この場合は現状、意匠性のサイディングボードの場合は近い色で塗装していくので雰囲気は出ます。
いい点は凸面には1色で塗装するのでベタ塗りよりも立体感が出る仕上がりになります。
この方法も外壁材が多少痛んでいても補修が出来るので問題ないかと思います。

グラデーション塗装


グラデーション塗装・多彩模様仕上げなど言い方は色々ですが、これは外壁のデザインを新たに作っていく工法で2色の塗り分けの場合は凹面の色と凸面の色を違う色で塗装する工法ですが、このグラデーション塗装は凸面を2色~3色で塗装していくもので特殊な道具を使って仕上げる必要がある為、どこの塗装屋さんも出来る事はない工法です。
弊社は認定店ですのでこの工法は可能ですが、これ以外にも一から凸面に模様を付けていく工法もある為、一昔前までと違いグラデーション塗装は新たな進化のあるこれからの塗装方法になりつつあります。

まとめ

ざっと思いつく限りだと意匠性サイディングボードの外壁塗装の種類を述べてまいりましたが、費用的な面でいくとベタ塗りが一番安くできます、で一番費用が掛かるのが2色塗装とグラデーション塗装になります。
クリア塗装はベタ塗りと同等かちょっと安いぐらいです。
まあ手間が掛かるのでなんとなくグラデーション塗装が高いのでは??っていう予想は付いたのかと思いますが塗料事態はあまり変化が無くてもデザインを作っていく作業はとても大変なのでご理解いただけると助かります。
クリア塗装とかは現状のデザインが気に入っている方におすすめです。
クリア塗装は補修する場合にその外壁と同じ色を作らないといけないので技術が乏しい業者さんにはちょっと荷が重いかと思いますね・・・弊社がクリア塗装をする場合は最低でも3色は色を現場で作ります。
欲を言えば4色ぐらいあった方が補修がしやすいです、理由は大きな亀裂があった場合は塗料だけでは補修出来ないのでパテやコーキングで穴埋めした後に塗装で造形していくため色は4色あった方がやりやすいですね。
ですので外壁塗装をご検討の際は、まず現状のガラは活かすのか活かさないのかを初め、こういった特殊な工法を出来る塗装屋さんを探してください。
外壁塗装でこの工法をご提案された場合はこのブログを見て参考にしてみてください。
それではまた~(@^^)/~~~

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