サビ・変色とは?

2017年11月07日(火)

みなさまこんにちは。幸志創建。の能登です。 突然ですが、みなさんの家やビルの外装、定期的に点検していますか? モルタルや金属などでできているから丈夫と思われがちですが、案外繊細であり、トラブルを避けるためには普段から気にかけてあげるべき存在なのです。

以前、ヒビについてお伝えしましたが、合わせてチェックしておきたいのが「サビ」「変色」! これらは塗装の目安ともなる重要なポイントです。 今回はサビが発生した場合とにどうなるのか、その原因や対処法についてお伝えしていきます。

サビが発生するのはどんな状態?

サビとは金属が腐食している状態、つまり腐っているのです。
建物を守る屋根や外壁にサビがあるということは、その部分が腐食し始めているということを意味します。
また、一度サビが始まると自然に収まったり回復することはなく、徐々に確実に進行していき家やビルの寿命を縮めまていきます。

サビの原因とは?

雨水に触れイオン化することが大きな要因ですが、雨水だけではなく大気中にある水分も負けてはいません。雨が降っていなくても梅雨の時期や冬が終わった頃は必ず、点検するよう心がけましょう。

コンクリート建築も例外ではない

サビが発生するのは金属のみです。ですが、外壁からサビ色の水がでているなんてこともあるでしょう。その場合は、内部のサビが原因かと疑われます。

モルタル外壁は外壁のヒビ割れから雨水などが侵入したことで、ラス網部が錆び始めていることが考えられます。ですが、バルコニーの手摺の取り付け不備で侵入するなど意外な原因もあるようです。
また、鉄筋コンクリート造では無縁と思われるかもしれませんが、意外にサビに悩まされている方は多いんです。建設時に使った足場や、侵入した雨水など原因を特定するのに苦労することもあるでしょう。

サビを見つけた時の対処法

金属に発生している初期の小さなサビであればブラシでこすって簡単に落とすことができます。
ですが、こすりっぱなしにするのではなく、落とした後はサビ止め効果のある塗料を塗布するなど、サビを防止する処置をとらなければ近いうちに再発してしまいます。

また、ブラシで落とせないほどの規模であれば、サビ取り剤を使うことも有効です。ただし、屋根など高所の作業は危険なので十分な安全対策を講じる必要があるでしょう。自信がない、作業方法がよく分からないという場合は無理ぜず、プロに任せるのも選択の1つです。
また、金属のサビではなく、サビを含んだ水による変色の場合、内部の問題なのでクリーニングだけでなく原因を突き止める必要があります。放っておくとサビが進行し、変色だけでなく強度など構造的な問題へと発展することも稀ではありません。

サビが外装塗装の目安に

サビが発生したのが1箇所だとしても、全体的に錆止めの効果が弱まっていることが推測されます。そのため、サビを見つけたらそろそろ外壁をメンテナンスをする時期だと、目安にする方も。サビ止めの中には苔や藻を生えないようにする特性のものもあるので、家をきれいに保ちたい方は合わせてメンテナンスしておくと一度で済みますね。

最後に

家やビルを美しく強く保つためにはメンテナンスが不可欠です。

小さなヒビでも放っておくといずれ内部のサビに発展し、大きな問題の種となるのです。こうなってしまうと費用や期間の負担は大変なものですが、外壁の塗り直しやヒビの補修ならそれほど大きな負担にはなりません。
早いうちに手を打つことが何よりの節約!もし、外壁表面のサビや変色が気になっているという方は、お気軽に岡山県倉敷市・総社市で真面目な施工を行っている幸志創建。へお気軽にご相談ください!

  |