ガン肌とは?

2017年11月07日(火)

みなさまこんにちは。幸志創建。の能登です。
ガン肌とは、塗装の表面が凹凸になっている状態を指します。外壁塗装だけでなく車の塗装や内装でも時折みられる現象で、別名「ゆず肌」や「オレンジピール」とも呼ばれているように、オレンジの皮の凹凸に近い質感です。
もちろん、あえて凹凸を用いたデザインを採用する場合もありますが、そんな予定もなかったのにガン肌になっていれば失敗の可能性があります。

今回はどうして凹凸ができてしまうのか、建物自体に悪影響はないのか気になるという声を頂いたので、「ガン肌」についてお伝えしていきたいと思います。

なぜ凹凸ができるのか?

塗料が液状から皮膜になる速度が早すぎて滑らかになる前に硬化してしまうのが一般的な原因です。
建物への悪影響はほとんどありませんが、思っていた外観と違うため対処する方も多いですね。

ガン肌が起きる3つの原因

  1. 環境が原因

    高温や風速が早い日の施工はガン肌になりやすいといわれています。高温や風の強い環境では乾燥するまでの時間が短く、凹凸が残ったままの状態で固まってしまうのが原因です。真夏の昼間の施工は避ける、やむおえず施工するなら溶剤の蒸発速度を遅くする、粘度を下げるといった配慮を怠らないようにしましょう。

  2. 塗装方法が原因

    塗装はスプレーガンで行うのが一般的ですが、この速度が早すぎたり距離が近いという場合はガン肌になりやすいですね。また、道具がきれいに整備されていない場合も同様です。

    一見簡単そうですが、適切な施工をするには、それなりの修行が必要。もちろん、誰もが最初は不慣れですが、拙い技術でお客様の大切な家やビルを施工することは許されることではありません。通常はベテランがしっかりと技術指導を行います。リフォームには、技術力に定評があり信頼できる業者選びが大切といわれいるのも分かる気がしませんか?

  3. 塗料の選定ミスが原因

    気温や塗料によって使用する材料を調製しなければなりませんが、この点をミスするとガン肌の原因となります。
    ・吹付塗料粘度が高すぎた
    ・シンナーの選定ミス
    ・下塗り塗料の選定ミス
    また、使用期限の切れた塗料を使っている場合も同様です。どんなにいい材料を使っても正しく使用できなければ、不良の原因となってしまいます。

対処法とは

残念ながら、ガン肌の上にさらに塗装を重ねても美しく仕上がることはありません。対処法として一般的なのは、研磨してガン肌を除去してから、再塗装するものです。もちろん、時間もかかりますし、費用についても頭が痛くなってしまうかもしれません。一番の対処法はガン肌を作らない技術と知識を持つ業者選びをすることといえるでしょう。

思い通りの外壁を手に入れるには

実は、近年リフォーム業界は参入業者も増え、活性化しているのですがそれに伴いトラブルも聞かれるようになりました。同じ業界のものとして、大変残念ではありますが、悪意はなくとも技術や知識が伴っていない業者さんもみられるのは事実です。
ガン肌やクラックに悩まない思い通りの外壁を手に入れるためにまず必要なことは安心して任せられる業者を選ぶこと。近隣で長年営業していて評判がいい、知人が施工して満足しているなど、信頼できるポイントがある業者をみつけましょう。

最後に

当社ではお客様に安心して任せて頂けるよう、いくつかの仕組みを用意しております。
例えば、お見積もり前に資格者による外壁調査診断をして現状をお伝えしたり職人自ら塗装についての詳細を分かりやすくお伝えするなどなど。少しでも、外壁塗装の「??」が消えるよう精進してまいりますので、不明点や不安に感じていることがあれば岡山県倉敷市・総社市で真面目な施工を行っている幸志創建。までどんどんお話しください!

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