外壁塗装の色選びについて、倉敷、岡山周辺の場合と一般論

2018年11月15日(木)

1.外壁塗装で人気の色とその理由

外壁塗装の悩みどころでもあり、最大の楽しみでもあるのが塗装の色選びです。
ここでは、まず一般的に好まれている外壁カラーの傾向から解説していきたいとおもいます。

a.ベージュ、アイボリー、クリーム系
周囲に溶け込みやすく、目立たず調和を取りやすいといった理由から、最も人気があるのがベージュ系です。
真白の壁もお洒落ですが、メンテナンスに手間がかかります。
このベージュ、オフホワイト系を選べばその点に関しても問題解決です。

b.モノトーン の組み合わせ
白もいいけれど、手間はかけたくないというときに選ばれているのが、白と他のカラーとの組み合わせです。
白と黒、あるいはグレーなどの組み合わせが人気です。
例えば、濃紺を基調にして落ち着いた感じでまとめ、白を効果的に入れていくなど、工夫次第で周囲との調和も取れます。

c.オレンジなどの暖色系
目立ちたくはないけれど、少し個性的な選択をしたいというときに人気なのが、薄めのトーンに抑えたオレンジやピンク、あるいはブラウン系の濃いめのオレンジなどです。
植物の緑や木材の茶との相性が良いため、ガーデニングが趣味の場合や店舗などで好まれています。
ただ、一般住宅への普及は比較的少なめです。

d.ブルー系
反対にクールな印象の寒色系も人気があります。
現代的で、すっきりとした外観が好みの場合に選ばれています。

外壁カラーの選択の際には、実際に塗る塗料の質感やトーンとはやや異なりますが、カラーサンプルというものがありますので、優良塗装店の豊富なサンプルを活用して頂くことをお勧めします。

2.色選びに関する注意点について

白や黒の外壁というのは、後々汚れが目立ちます。
どうしてもという場合には、最低限の手間を覚悟しておいて下さい。
ただし、塗料の種類によって、同じ白なら白でも汚れが付着しにくいもを選ぶという選択肢もあります。
また、青、赤、黄といった原色系も、比較的早く古びてくるので注意が必要です。
いずれにしても、外壁カラーの選択で失敗しないためには、ご近所の傾向を良く見てから決める。
同じ系統のカラーでも、落ち着いたトーンのものを選択するといったことが大切です。

一般論については以上ですが、倉敷や岡山周辺の場合はどうでしょう。
実際に、ご近所の壁を一回り見て頂くとわかるとおもいますが、選ばれているカラーは実に千差万別です。
したがって、倉敷や岡山だけに特有の傾向や人気色というものは、一概にはいえません。
実際に、周辺の傾向を良く見てから決めるのがやはり一番です。
ただし、景観に厳しい制限がある地域などは例外です。
ちなみに、岡山には、県による「晴れの国おかやま景観計画」と景観に関する法律・条例があります。
景観地区や重要建造物の近隣などにお住まいの方は、色の選択に注意が必要となりますので、経験と実績の豊富な地元の優良塗装店に是非ご相談下さい。

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